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葬儀マナーは事前に調べておく事が何より大切

葬儀マナーとして有名な事は、まずは黒い服を着用する、ということですが、他にも決まりは意外と多くあります。一つ目は持参する靴やかばんですが、爬虫類系統の革製品は禁止の場合が多いです。金具の部分の金色もできれば避けた方が良いです。服装は黒が基本ですが、例外として、学生の場合は制服で出席する場合、ブレザーが紺色などの場合は、黒以外でも出席可能な場合もあります。さらに、ネックレスやイヤリングは、真珠が定番ですが、ナチュラルな天然真珠でもイミテーションでも大丈夫ですし、白でも構いません。必ずしも黒の真珠を着用しなければいけない、ということはありません。さらに、ハイヒールなどの靴をはく場合は、かかとはあまり高いものは禁止されていることが多いです。基本的にローヒールで出席することが大切です。さらに細かい注意点としては、携帯電話やスマホの電源は切っておくかマナーモードにしておく方が良いです。必ずしも切っておかなくてはいけない、ということはありませんが、できるだけ音はならないようにすることは大切になってきます。そして、基本的なマナーとして付け足すと、話し声などを大きな音を立てないように注意して、騒音等も最小限で音をなるべく立てずに、静かに行動することが大切です。また、お坊さんがお経をあげる際は、椅子の場合が多いですが、時には正座しないといけないこともありますから、足の下に少し厚みを持たせることができる小さな支え状のいすも持って行った方が、足がしびれてしまうことが防止できますから安心です。さらに、持参する数珠は、必ずしも黒でなければいけない、というようなことはありませんが、あまりに派手なカラーは避けた方が賢明です。また、式のあとに旅立った人を懐かしむ食事の会があることが多いですが、葬儀の後の食事会の際は普通の会食と違い、あまり大きな声で話さないほうが賢明です。アルコールも禁止されていませんし、出される食事も普段の食事と変わらない場合が多いですが、もちろん、基本的に、あまり残さないほうが良いです。

また、食事会の際の会話内容ですが、葬式だからと言って、後ろ向きな内容だけを選択して会話しなくてはならない、というようなこともありません。あくまで旅立った人のことを話題にするために集まっている会ですから、限度が考慮されていれば、葬儀マナーとしても、ある程度は明るい内容でも構わないこともあります。

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